全米ビルボード・チャートで最高第3位を記録、142週チャートイン。
これまでにアメリカだけで1700万枚、全世界では2,000万枚のセールスを記録。
『ローリング・ストーン誌の選ぶオールタイム・ベスト・デビュー・アルバム100』にて、
41位にランクイン。
分厚いギター・サウンドによるハードな音作り、それでいてポップで聴きやすいメロディ、そして爽やかなコーラス・ワーク等、デビュー作とは思えない完成度。ボストンの曲がきっかけでクラシック・ロックという言葉も生まれた。 当時使用していた機材は、殆どが自作か改造されたアンプ若しくはエフェクターで、特にマエストロ社のエコープレックス EP-2を改造して作られたエフェクターは有名。ライブやレコーディングでギターを二重に聴かせる「ダブラー」やテープエコー、独特のディレイによる効果音を作り出す「Hyper Space Pedal」は全てエコープレックスの改造によるものである。またマーシャルのアンプ改造にてゲインと高域を強調、MXR社の6バンドイコライザで中域を強調させたりもしている。その他自作のアッテネーター(当時Power Soakは無い)やコンプレッサー、Bossのフェイザーなどの一部製品やワウペダルなども使用。 ギターはGibsonのレス・ポール・スタンダード・ゴールドトップのピックアップを換装、フロントにソープバータイプのP-90、リアにディマジオのDP-100 Super Distortionなどを使用。他にもフロント・リア共にDP-100であったり、「マイティーマウス」の絵柄が描かれているレス・ポール(フロントにP-90、リアにDP-100)を使用。アコースティックギターは、後のアルバムも含めGuild製のものを使用。 オルガンはハモンドオルガンを使用。
バンド代表曲「More Than a Feeling 邦題:宇宙の彼方へ」や「Long Time」等収録。
本作の'Smokin''はブラッド・デルプとの共作。'Let Me Take You Home Tonight'はブラッドが書く。
それ以外はトム・シュルツの作品。
商業的大成功により、レコード会社やメンバーとの間で様々なトラブルが発生。そのため、第2作『ドント・ルック・バック』(1978年)以降、アルバム発表インターバルが10年前後と極めて長くなる。
リリース 1976年8月25日(アメリカ、日本では11月)
時間 37分41秒
レーベル エピック・レコード
プロデューサー トム・シュルツ、ジョン・ボイラン
収録場所
マサチューセッツ州ウォータータウン フォックスグローブスタジオ
カリフォルニア州ハリウッド キャピトルスタジオ
ロサンゼルス レコードプラント
1975年10月~1976年4月
収録場所
マサチューセッツ州ウォータータウン フォックスグローブスタジオ
カリフォルニア州ハリウッド キャピトルスタジオ
ロサンゼルス レコードプラント
1975年10月~1976年4月
収録曲
- More Than a Feeling (邦題:宇宙の彼方へ) 4:44
- Peace of Mind 5:02
- Foreplay/Long Time 7:47
- Rock and Roll Band 3:00
- Smokin' 4:22
- Hitch a Ride 4:12
- Something About You 3:28
- Let Me Take You Home Tonight 4:44
シングルカット曲
More Than A Feeling 1976年9月
More Than A Feeling 1976年9月
Foreplay/Long Time 1977年1月
Peace of Mind 1977年4月
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